高2 社会 『鳥獣戯画』の謎に迫ろう! 院政と平氏の台頭【授業案】日本体育大学柏高等学校 小野寺涼
学年 / 教科 | 高2/社会 |
単元 | 院政と平氏の台頭 |
指導要領 | 中世の日本と東アジア(イ)中世国家の形成 |
教科書会社 | 『詳説日本史B』 |
授業者 | 小野寺涼(日本体育大学柏高等学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
思考を整理させたり、さらに深い解釈をさせるため、絵画資料の解釈の結果をシンキングツールにまとめさせました。また、ジグソー法の手法を用いることにより、多面的・多角的な解釈を可能とし、さらに共有ノートを効果的に利用することにより、他者との意見の交流を活発化させるようにしました。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】導入
≪学習課題の確認≫
【導入での学習活動】
展覧会や、コラボグッズ、名曲『パプリカ』とのコラボなどで『鳥獣戯画』が今注目されていることを知る
平安時代末期に作られるようになった絵巻物についての概略を学び、『鳥獣戯画』もその一つであることを理解する
【展開2】エキスパート活動
≪鳥獣戯画」の読み取り≫
【この展開の説明】
4人班を作り、『鳥獣戯画』の甲〜乙巻をそれぞれ担当し、絵画の読み取りを行う
【共有ノートについて】
教員は各グループごとの共有ノート①を用意する
【展開3】ジグソー活動→クロストーク
《「鳥獣戯画」の謎に迫る》
【この展開の説明】
グループ学習⑴で読み取った内容をもとに、新たなグループにて『鳥獣戯画』の謎を解明する
グループ編成は4人班とし、全員がグループ学習⑴で異なる班であった者どうしで編成する
【共有ノートについて】
教員はグループ学習⑵専用の共有ノート②を各グループごとに用意する
提出ボックスに提出する
【展開4】学びの総括(個人学習)
《他者の考えに触れ、本時の学びを振り返る》
【この展開の説明】
グループ学習⑴,⑵を経て形成・再構築された考えをもとに『鳥獣戯画』の謎について自らの考えを述べる
『鳥獣戯画』の歴史的価値や、『鳥獣戯画』を含めた絵画資料の読み取り方についても考察を行う
【共有ノートについて】
ここでは個できちんと考えてほしいため共有ノートは使用しない
教員は初めにグループ学習②で提出されたものを全員に送信する