学校全体でとりくむICT活用ー日本体育大学柏高等学校　一般公開授業 兼 初任者研究授業 ＋ ICT活用特別講演ー

日本体育大学柏高等学校では初任者研究授業と授業公開を同時に実施することで、学校全体で取り組むICT活用の事例の紹介をおこないました。

また、全国で活躍するロイロ認定ティーチャーの先生方による講演も行われました。

学校全体・全職員でICTの利活用を推進することで生徒が主体的に学ぶ授業作りにとりくむ日本体育大学柏高等学校の取り組みをまとめました。

（2022/09/27追加）

参考リンク 日本体育大学柏高等学校　一般公開授業 兼 初任者研究授業 ＋ ICT活用特別講演

日本体育大学柏高等学校では初任者の先生方による研究授業を、校内のみならず一般の先生方や保護者に公開する取り組みがなされました。

初任者の先生方もICT、ロイロノート・スクールを積極的に活用した新しい授業作りに取り組んでおられました。

橘井先生の英語の授業では生徒がシンキングツールに考えを整理したり、共有ノートを活用することで主体的・協働的に学びを深めることができていました。

小林先生のスポーツと栄養（学校設定科目）の授業では、共有ノートを活用して、生徒が自分の生活の課題をお互いに共有し、よりよい生習慣の確立のために何ができるか話し合っていました。

古池先生の数学の授業では、ロイロだけではなく、geogebraなどの外部サイトのデータもうまく取り入れることによって二次関数のグラフの位置の判定を生徒自身に考えさせる取り組みがなされていました。

梅野先生の日本史の授業では、幕末の不平等条約についてシンキングツールや、共有ノートやシンキングツールをつかって、生徒が自分の考えや調べたことをまとめる活動が行われていました。

小野寺先生の日本史の授業では、ジグソー法をもちいて鳥獣戯画について協働的に生徒が学ぶとともに、鳥獣戯画が描かれた政治的な背景についても生徒自ら考察をすすめることができていました

曲竹先生の音楽の授業では、生徒がお互いの録音を聞きあい、共有ノートを使って相互評価することによって、「良い音読」のために必要な要素を自ら考え、どうすれば、スピーキングスキルを上げることができるのか、生徒自ら考え、実践する活動が行われていました。

当日は初任者研究授業のみならず、全ての先生方の授業を見学することができました。

日本体育大学柏ではさまざまな教科・場面でICT、ロイロを利活用した生徒が主体的になる学びが実現されていました

当日は、ロイロ認定ティーチャーによる授業デザインやICT利活用に関する講演も行われました。

学校・地域を超えた事例の紹介・交流が活発に行われました。

梅下 博道先生（ノートルダム学院小学校）から、ICTを活用した授業作りのポイントをお話しいただきました。小学校の子供たちでも簡単に使える活用法で子供たちの興味関心を育てつつ、学びが深まっていく楽しい授業作りのポイントをお話しいただけました

参考リンク　

徳千代 太一先生から、ロイロを活用した英語学習のTipsを実演いただけました。「port」の派生をテーマに生徒が楽しみながらボギャブラリーを増やしつつ、英語に親しむための楽しいワークを実演いただけました。

公開授業に参加したロイロスタッフから、授業についてのフィードバックも行われました。

教員経験者も多いロイロのスタッフは先生方の授業に対してのフィードバックやアドバイスなども実施できます。

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