高2 英語 シンキングツールを活用したライティング指導 Lesson 5 動詞を決める③【授業案】 東奥義塾中学校 小澤直史

高2 英語 シンキングツールを活用したライティング指導 Lesson 5 動詞を決める③【授業案】 東奥義塾中学校 小澤直史


基本情報
学年 / 教科高2/英語
単元Lesson 5 動詞を決める③
指導要領論理の構成や展開を工夫して複数の段落からなる文章で詳しく書いて伝えることができるようになる
教科書会社Vision Quest English ExpressionⅡ(啓林館)
授業者小澤直史(東奥義塾中学校)

単元の一部


解説動画


作成者からのアピールポイント
本来エッセイライティングの指導は個別活動が中心となる。しかしこの授業ではペアやグループワークなど可能な限り生徒同士が関わる場面を設け、生徒が他者とのやりとりを通して自身の論理展開を構築していけるよう展開した。また、教師による働きかけも最低限に抑えるよう心がけた。

ロイロノート・スクールのnoteデータ

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【導入】アイディアの共有と分類
・導入-①
配られたウェビングを使用し、「スポーツをすること」に関して、思いつく限りのアイディアをカードに記入する。カードが足りない場合は自分で複製する。
・導入-②
ペア(またはグループ)になって話し合い、自分にないアイディアが書かれたカードを互いに送り合う。話し合いの中で新たなアイディアが浮かんだ場合はそれを加え、できるだけカードの数を増やしていく。
・導入-③
ペア(またはグループ)のまま、アイディアの種類(肯定的、否定的、健康面、友情面など)に応じてカードの色を変え、同じ色のカードがまとまるように移動させる。


【展開1】論理展開の構築
・展開1-①
自分の「導入-③」で作成したカードを見て、「子どもがスポーツをすること」は『重要である』か『重要ではない』か 主張 を決める。配られたフィッシュボーン図にある主張のいずれかを○で囲む。
・展開1-②
「導入-③」で作成したカードのまとまり2つから、それぞれのテーマとなるカードを複製して、フィッシュボーン図に移動させる。理由1は最上部、理由2は最下部に置く。まとまりの中で [主張]の理由となる最も強いメッセージを選ぶようにする。
・展開1-③
「導入-③」で作成したカードから、それぞれの理由の具体例・根拠となるものを複製して、フィッシュボーン図に移動させる。


【展開2】論理展開のまとめ
・展開2-①
展開1で作成したカードを見て、論理展開をまとめる。改めて自分の[主張]を○で囲み、その理由①と理由②を英語にしやすいような文章にする(英語でも日本語でも可)。
・展開2-②
それぞれの理由に対する具体例・根拠も英語にしやすいような文章にする(英語でも日本語でも可)。結論の部分は可能であれば記入する。


【展開3】エッセイ作成(アウトプット)
・展開3
展開2で作成したカードを基にし、自分のエッセイをAnswer カードに作成する(制限時間は約15分)。


【展開4】エッセイの提出と模範解答の確認
・展開4-①
展開3で作成したエッセイを指定された「提出箱」へ提出する。時間に余裕があれば、間違いがないか提出前に確認する。
・展開4-②
送られた模範解答を確認する。


【まとめ】解答の共有と添削
・まとめ
ペアになって互いに作成したエッセイを送り、相手のエッセイを読む。
相手のエッセイの良いと思った部分に関して、青色で手書きの感想を記入する。
また、相手の言いたいことが伝わらない部分や、明らかに文法・語法的なミスがある部分には赤色で下線を引く。
※ 授業後に、教科担当者によって添削が行われた自分のエッセイが返却されるので、それれを使用してさらに復習を行う。


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