高3 数学 共通テスト演習【実践事例】私立暁高等学校3年制 宮崎 朱里
授業担当者 | 宮崎 朱里 |
ICT環境 | 一人一台 ipad |
学年 / 教科 | 3年 数学 |
単元 | 共通テスト演習 |
〈実践の概要〉
生徒はロイロノートで前もって送られてきた課題を、提出ボックスの機能を使って、提出する。授業内では、その課題の解説や類題の演習などを行う。解説に関しては、画面共有機能を用いて、教員が解説を行う。3問に1問程度の割合で生徒が解説する機会も設ける。
生徒は、画面を見ながら、ノートに解きなおしたり、画面上に書き込んだりし、授業に参加している。生徒発表の際は、発表後に質問タイムを設けるなど、クラス全員で意見を交わしながら、楽しそうに演習を行っている。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
生徒が主体性を持って授業へ参加できる
クラスメイトの考えが素早く共有できる
画面共有機能を用いての発表を行うことにより表現力を養うことができる
〈実践の目標〉
考え方を共有することで、他の意見を尊重し、改善策を学ぶ
コミュニケーションをとり、問題解決策を考える
〈場面1〉ロイロノートの使用方法
授業の前に、前日に出しておいた課題を添削し、間違えた問題に対してヒントを加える。
授業内にて、生徒に添削をした課題を確認させ、再度考える時間を設ける。
生徒がその場で書きこむので、その様子を見ながら、様子をうかがう。ペンが動いていなければ、声掛けを行い、対応することができる。机間巡視も行い、より全員に気を配ることができると感じた。
〈場面2〉生徒が自分の解き方を発表する
画面配信機能を使って自分の解き方を共有し、説明をする。
その際、ペンの色を変えて書き込みながら説明し、工夫していた。
予習の段階で、類題を調べて授業に参加する場面もあった。
〈場面3〉まとめ
画面共有での説明を受けて、分からないところがあったら質問し、理解を深める。
説明を受けても分からない場合、教員が画面配信でヒントを与えることもできる。