中学校・高等学校 数学活用法
中学校・高等学校の数学でのロイロの活用方法をまとめました
認定ティーチャーによる数学でのロイロ活用法まとめ
ロイロ認定ティーチャーによる中学校・高校での数学の活用事例をまとめました
認定ティーチャーおすすめの授業案
ロイロ認定ティーチャーの先生によるおすすめの授業案をまとめました
数学の授業でのロイロ活用法 基本編
ロイロの基本的な機能を活用した数学での活用法についてご紹介します。
カメラを使って
写真で授業のふりかえりや板書計画作成
ロイロでは簡単に写真を撮影し、取り込むことができます。
自分の板書を撮影しておくだけで、自分の板書を撮影し、授業のふりかえりを行う ・板書写真を生徒に送るといった形で黒板を消した後も板書を再利用することができます。
また、ホワイトボードの写真をとって、板書計画を作ることで実際の教室のレイアウトに近い形で板書計画をたてることができます。
解説動画の作成・配布
ロイロでは動画をつかった解説も簡単に作成できます。
データはすべてクラウドサーバーに保存され、保存容量は無制限であるため、容量を気にせずに動画を作成・配布することができます。
また、Webカードをつかうことで、youtube上に限定公開した動画を生徒に配布することもできます。
スマートフォンなどからもデータを閲覧できるため、自宅や、通学中など環境を選ばず先生の解説をいつでも見ることができます。
提出箱をつかって
生徒の回答の共有
ロイロの提出箱に提出した課題は、先生が許可をすれば、生徒同士がお互いに閲覧できます。また、先生が生徒の提出に添削することもできます。
生徒同士の回答を共有することで、先生からの指導だけではなく、お互いの回答から学ぶこともできます。
また、「発表」機能をつかうことで生徒は席についたまま、他の生徒の端末や大型ディスプレイの画面に発表することができるため、発表活動もスムーズになります。
参考リンク 提出箱の利用
振り返りカードを評価に活用
毎時間に振り返りカードを記入させることで生徒にみずからの学びを振り返らせるとともに、成績評価にも活用できます
「送る」「資料箱」をつかって
生徒に問題を個別送信
「送る」の機能を使えば、個別の生徒に資料を送ることもできます。生徒ごとに志望校や習熟度などに応じた問題や解説を送ることもできます。
また、資料箱に入試の過去問などをPDFファイルに変換して取り込んでおくことで生徒は繰り返し問題を得ことができます。
テストカードをつかって
生徒がお互いに問題を出題!協働学習で理解度確認
ロイロのテストカードは生徒も問題を作成することができます。
作成したテストカードを提出箱に提出することで、お互いに問題に回答することができます。理解度確認も協働学習的に進めることができます。
プレゼンテーション作成をつかって
解説作成で、生徒の言語活動の充実を
ロイロノート・スクールでは、生徒も簡単に動画や資料を作成することができます
問題を解かせるだけでなく、解法を1ステップずつ解説した「ステップ解説」を作成・提出させることで、生徒の言語活動の充実をはかれます。
webカードを使って
ロイロのwebカードを使うことで外部サイトとの連携も簡単におこなうことができます。
GeoGebraとの連携
webカードをつかうことで、外部サイト・アプリのデータを利用することができます。
自由にグラフや図形を作成できるGeo Gebraとも連動できるため、生徒に自由にグラフや図形を共有することができます
数学の授業でのロイロの活用法 応用編
シンキングツール、共有ノートなどを活用した数学でのロイロの活用法についてご紹介します。
シンキングツールをつかって
シンキングツールを活用することで、生徒の思考を可視化し、考えをまとめていくことができます。
数学でもシンキングツールを活用することで解法などがより理解しやすくなります。
問題の要素の分解と解法の整理
シンキングツールを使って問題を構成する要素や解法を整理することで思考が整理しやすくなります。
また、グループで解法を考える場合でもシンキングツールを活用して解法を整理していくことで意見の共有がスムーズになります。
参考リンク
算数・数学でのシンキングツールの活用のポイント
算数・数学でシンキングツールを活用するポイントについてまとめました
参考リンク 算数・数学でのシンキングツールの活用ポイント
提出箱をつかって
提出箱をさらに活用することで生徒同士が双方向に学ぶ授業実践をおこなうことができます。
提出箱をつかって生徒同士が学びを深める
提出箱上の他の生徒の課題は「取り出す」を使うことで、自分の作業画面に取り出すことができます。この機能をつかって、生徒同士でお互いに質問・回答をすることができます。
参考リンク 提出箱の回答を使う
まず、生徒は自分が疑問に感じていることをカードに書き、提出します
提出箱にだされた、他の生徒の質問・疑問カードのうち、自分が回答できそうなものを選び、提出箱から取り出します。
取り出したカードをもとに回答を作成し、提出します。
共有ノートを使って
共有ノートをつかって生徒の考えをリアルタイムで共有することで、双方呼応に学びを深めることができます。
共有ノートを活用した生徒同士の学び合い
共有ノートを活用することで、生徒がリアルタイムにお互いの解法や気づきを共有して学びを深めることができます。
生徒同士の習熟度に差がある状態でも生徒同士が教え合うことで、理解を深めていくことができます。
参考リンク
認定ティーチャーの授業案を検索する
以下のページから全国のロイロ認定ティーチャーの授業案を検索することができます。
授業案で使われているワークシートはそのまま、ご自身のロイロに取り込んで活用することができます。授業実践にご利用ください。
高等学校数学新学習指導要領変更のポイント
数学的活動の充実
日常生活や社会の事象などにかかわる過程と、数学の事象に関わる過程の二つの問題発見・解決の過程を考え、これらの各場面において言語活動を充実し、それぞれの過程をふりかえり、評価・改善して学習の質を高めることを重視するようになりました。
科目編成の変更
数学Cが復活し、数学活用が廃止されました。数学活用の内容は数学A、B、Cに移行されました。
具体的な事象の考察を狙った「数学探究」を廃止し、理科との科目横断的な「理数科」が新設されました。
動画でのご紹介
2022年 3月19日(土)実施されたイベントのアーカイブ動画です
参考リンク
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