高2 社会 情報社会と情報モラル ディジタル情報と情報の活用 情報 - 情報モラルの主体的な探究およびBYODの活用【実践事例】(神奈川県立厚木高等学校)

高2 社会 情報社会と情報モラル ディジタル情報と情報の活用 情報 - 情報モラルの主体的な探究およびBYODの活用【実践事例】(神奈川県立厚木高等学校)

#実践報告  #授業実践事例

基本情報
授業担当者柴山 克久
ICT環境ノートPC / BYOD(生徒スマホ)/ タブレット2台
学年 / 教科高等学校2学年 / 社会と情報
単元情報社会と情報モラル / ディジタル情報と情報の活用
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〈実践の概要〉
情報モラルに関連したテーマを自ら選択し、探究活動を通して発表する。発表ツールとしてロイロノート・スクールを活用し、自分のデバイス(スマートフォン)又は学校貸与タブレットにて発表する。
情報モラルの内容を全て教わるのではなく、自らの実体験や調査活動を踏まえた事例を含めて共有することで、より身近な問題として捉えることができる。また、ロイロノート・スクールによって自らのデバイスも活用でき、コンテンツにはスライド、静止画、動画、Webページなどを組み合せるなど、自由度を持たせることで、情報活用の実践力を高めていくことができる。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
意見集約と情報共有が簡単に、楽しみながら行える。
スライド、画像、動画、 Webページなど、様々なメディアを組み合わせて表現ができる。
通信環境があれば、教室でなくても活用できる。
生徒の情報端末(スマートフォン)にアプリをインストールして活用できる。
発表機能を使い、生徒の情報端末を用いて発表に使用できる。
発表をロイロノート・スクールのカメラ機能で撮影することで、発表者に送信して振り返りに使用できる。

〈実践の目標〉
情報モラル関連の実体験や調査を踏まえた探究により関心を深める。
情報モラルに関する知識を深め、情報社会のメリットデメリットを考察する力を身に付ける。
プレゼンテーションからフィードバックまでの一連の流れを実践する。
様々なデジタルコンテンツを組み合せたプレゼンテーションを実践する。

自席でのリハーサル風景   ● スマホで相互評価メッセージ送信

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〈場面1〉計画
情報モラルに関して皆に伝えたい実体験や取材してみてみたいテーマを設定し、テーマ、テーマ設定の理由 、情報収集手段(Web、書籍、アンケート、やってみた、など)、使用情報機器(PC教室のPC、スマートフォン、タブレット端末)について記載し、PDFファイルにて提出。

〈場面2〉発表資料作成
自ら設定したテーマに関する調査・実験・アンケート・情報取集を行い、スライドやWebページ、写真や動画を組み合せて発表資料を作成する。

〈場面3〉リハーサル
4人グループになってリハーサルを行い、お互いの問題点を洗い出し、改善する。

〈場面4〉発表
発表順をランダムに決め、記録係 → タイムキーパー → 発表 の順で進行していく。記録係は、ロイロノート・スクールのカメラ機能で撮影し、発表者に送付。タイムキーパーは2分半に卓上ベルを鳴らす(発表持ち時間は3分)。発表者は、学校タブレットか自分のスマホでの発表を選択し、発表する。

〈場面5〉相互評価
発表時、係りの交代時に相互評価シートに記入をする。その日の発表終了時に、ロイロノート・スクールにて印象に残った発表者にコメントを送付する。

〈場面6〉改善案の作成
他者の発表を見て評価したことや、発表を記録した動画を振り返り、自らの発表の改善案を検討する。
計画、作成、発表、評価、改善までのフィードバックを次につなげていく一連の流れを確認する。

生徒自らのスマートフォンで発表
相互評価後に自らの発表の改善案を作成
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