小学校理科 活用法
小学校の理科の授業でのロイロノートを活用した事例をまとめました。
講義での活用
知識の定着
理科の授業における知識の定着では、ロイロのカードの中にカードをいれたり、テストカードでお互いに問題を出し合ったりといった機能がとても有効です。
写真をとってお互いの考えを比較
身の回りのものをとりあげる理科の分野では、知識の定着においても、講義で学んだ内容をすぐに試したり、実例を見つけることで知識の定着につながります。その際、動画や写真をすぐに撮影できるロイロ機能はとても便利です。また、撮影した内容はすぐに提出箱で共有できるため、お互いの学びからもさらにあらたな気づきを得ることができます。
物質・エネルギー
電流や、磁石など、実際に学んだことをその場で試す機会も多い物質・エネルギー分野では、学んだ内容をすぐにその場で試して、写真で撮影してお互いの考えを共有できます。
「もっと早く動く車を作るにはどうすればいいか」「もっと強い磁石にするにはどうすればいいか」といった問いも写真をとってお互いにすぐに意見を共有することで、相互参照しながら新たな気づきを得ることができます。
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生命・地球
生命・地球分野では、授業で学んだ生物を実際に撮影にいったり、天気の変化などをその場で写真や動画にとって比較することができます。
実際の生物や現象をその場で写真にとってまとめることで、より理解を深めていくことができます。
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カードを動かす・書き込むことで考える
ロイロでは児童が自由にカードの中にカードをいれたり、動かしたりすることができます。カードを並び替えたり、手書きで書き込みを加えることによって児童はロイロのノート上で試行錯誤を加え、考えを深めることができます。
物質・エネルギー
物質・エネルギーの分野では、画像やカードに手書きで作図をしたり、得られた結果をカードの並べ替えによって分類することによって、起こった事象について深く理解をしたり、共通点を見出して法則を導き出すことができるようになります。
並べかえ・書き直しは何度もできるため、試行錯誤をしながら学びを深めることができます。
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生命・地球
生物の特徴や、岩石の特徴などに基づいてカードを並び替えて、それぞれの特徴を理解したり、時系列の変化を比較することができます。
写真や画像が簡単に使えるため、実物を比べることが難しい生命・地球分野の題材も簡単に分類・理解することができます。
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シンキングツールで思考を可視化
身の回りの事物や現象について、共通点や規則性を見出すことを目的とした理科では、シンキングツールを使って児童の思考を可視化することがとても便利です。
物質・エネルギー
身の回りの現象を分析し、共通性や法則を見出すことの多い物質・エネルギーの分野ではシンキングツールを使って共通点を整理したり、そのものが持っている特徴をまとめると非常に便利です。
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生命・地球
複数の事象が関わり、機構が複雑なことも多い生命・地球分野では、シンキングツールを使って情報を整理することによって、理解を深めることができます。
また、気象現象や生物の分類・比較などにもシンキングツールは非常に便利です。
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アウトプット作りも簡単に
学んだ内容もロイロをつかうことでその場で新聞やレポートにまとめることができます。
小学校低学年でも画像・音声・動画などさまざまなデータを使って資料をつくることができます。さらに、発表した内容はアンケートカードなどによって簡単にフィードバックをもらうこともできます。
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共有ノートを使って協働的に学びを進める
共有ノートをつかうことによって、児童生徒は協働的に学びを進めることができます。
お互いの内容を参照しながらオリジナル図鑑などを作ることができ、また、教員はいつでも児童の様子をモニタリングすることができます。
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問題演習
問題を出し合って知識の確認
ロイロのテストカードは、生徒も問題を作ることが可能です。作った問題は解説を作成したり、生徒同士で解きあうこともできます。
お互いに問題を解き合うことで、より理解度をたかめることができます。
問題だけではなく、解説まで作成することによって「伝わりやすい表現」を生徒たちが考えるきっかけにもなります。
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実験・観察での活用
自然事象に対する気づき・課題の設定
シンキングツールを使って課題の設定
シンキングツールをつかうことによって、身の回りの事物の中から疑問をみつけだし、課題を設定することができます。
共有ノートと組み合わせることで、自分だけでなく他の児童の気づきからも課題を設定することができます。
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予想や仮説の設定
クラス全体で仮説を検証
実験を行う前に仮説を提出させ、提出箱の回答を共有するでクラス全員の仮説を共有することができます。
他の生徒の仮説をみることで、実験前に仮説の検証・考察を深められます。
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検証計画の立案
実験計画も簡単作成&共有
ロイロでは、写真・手書き・テキストの入力が非常に簡単です。また、共有ノートで複数の児童生徒が1枚のカードを編集することもできるため、グループで簡単に実験計画を作成することができます。
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観察・実験の実施
実験に必要な資料は資料箱に
実験手順をまとめた動画や資料は資料箱にいれておくことで、児童はいつでも閲覧することができます。
プリントだけでなく動画で確認することでより細かな手順も分かりやすく理解することができます。
参考資料
実験中の様子は共有ノートでモニタリング
実験中の様子は共有ノートを使ってモニタリングすることができます。
グループごとのカードにその時々の観察の状況を書き込んだり、途中経過を撮影していくことで、教員は共有ノート上で実験の様子を確認することができます。
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結果の処理
写真や動画でなんでも提出
写真や動画をつかって実験結果や、身の回りものを写真にとってかんたんに提出することができます。
また、結果だけではなく実験中の様子を撮影しておくことで、実験結果についての考察を深めることができます。
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観察記録も時系列でかんたん作成
ロイロではテキスト・写真・動画など様々なメディアを利用して資料を作成することができます。
植物の成長の観察など、時系列での変化をまとめることができます。
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共有ノートで実験結果をリアルタイムで共有&プロット
共有ノートをつかうことで、クラス全体の実験結果をリアルタイムで集約することができます。
各グループの結果をお互いにリアルタイムで確認したり、実験結果を1つのグラフ上にプロットすることで、リアルタイムでクラス全体の結果を集約することができます。
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考察・推論
結果や考察の比較
仮説だけでなく、でてきた結果や考察も提出箱で比較することができます。
児童は他の生徒の考えを見ることで、新たな気づきや考察を得ることができます。
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表現・伝達
写真・動画もつかって結果を簡単にまとめて発表
ロイロでは写真・動画をその場で取り込んでレポートを作成することができます。実験・観察の結果、考察を簡単にまとめられることで、児童生徒は考察を深めることに集中することができます。
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認定ティーチャーの授業案を検索する
以下のページから全国のロイロ認定ティーチャーの授業案を検索することができます。
授業案で使われているワークシートはそのまま、ご自身のロイロに取り込んで活用することができます。授業実践にご利用ください。
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